イージーポーザー(Easy Pose)は漫画やイラストを描く方向けの人体及び動物等の3Dデッサンポーズアプリです。
リアルなバランスで構成されたモデルからコミックスタイルのモデルまで様々なスタイルを選ぶことができます。
この記事では、そんな便利な「イージーポーザー(Easy Pose)」の魅力や使い方をご紹介していきます。
導入方法と有料コンテンツ
Googleplay及びAppstoreから無料ダウンロードが可能です。
基本コンテンツでほとんどすべての機能が使用可能となっています。人物のバリエーションや動物、特殊な小道具、衣装など追加コンテンツが有料となっています。
無料のサービス範囲内で複数の人物(6名)や小物(武器やボール、机など)を使用することができ、動画広告を見ることで解放される素材も多数用意されています。
ダウンロード後にアプリを立ち上げると、利用規約への”同意”を求められるのでサインして次へ。同じような画面で”通知”が表示されるので右下の”Guestに開始”を選択。
(次回以降もプロバージョンに移行せず無料のまま使用する場合はアプリ立ち上げ後”Guestに開始”を選択してください。その場合でも保存したシーンが失われることはありません。)
ホーム画面に移行します。
Easy Pose 使い方
ホーム画面ではスタートボタンよりポージング画面に入り、左下の”追加”よりモデルを選択し、ポージングしていきます。
海外製アプリですが初めから日本語が選択してあるので、迷うことなく操作可能なのはうれしいかぎりです。
マニュアルを読むことなく直感的に使用できますが、操作方法を確認するためのマニュアル項目にはPDFダウンロード形式のアプリガイドとyoutubeによるビデオガイドが用意されています。ビデオガイドは字幕があるものの海外版の表記となっているため、やや見にくいですが位置などは変わらないためそれほど問題にはならない印象です。
いくつも用意されているモデルを使って自由にポーズを作ることができます。
肩や腕などを選択すると出てくるX、Y、Zのスライダーを調整する方式となっていますので直感的な操作が可能です。
小物ボタンから様残なオブジェクトを使用可能で、こちらもスライダーで位置や角度調整が可能となっています。
お勧めポイント
作りにくい手などは頻繁に使用する型が用意されており、スムーズにポージングできるので初めての方でも不自然にならず、余計な時間もかかりません。
左右対称ボタンで反対側の腕や足をコピーできる機能があるのも時間短縮にとても役立ちます。
モデルにワイヤーフレームを入れて各パーツのセンターを確認するなど、書き手のニーズに上手く対応していると思います。
実際にデッサン人形などでポージングすると立ち当たる問題である、自然なポージング。関節など微妙なズレでしっくりこないことが多々あります。しかしイージーポーザー(Easy Pose)では既製のポーズが数十種類用意されており、ポージングに必要以上に悩む必要がありません。この点は非常に有益と思います。
さらにパーツを選択し、細かく調整可能となっているため、モデルとオブジェクトのフィッティングも行いやすいです。
光源のコントロールも用意されているため、逆光や正面から懐中電灯を当てられた様なシーンの再現も可能となっています。
有料ではありますが馬や車、恐竜など人物以外のモデルも用意されており、経験として描くことが少ないモデルのバランスを考える際にも役に立つと思います。
また人物単体だけでなくシーン保存が可能となっているため、教室のシーンや決闘シーンなど使用頻度の高いシチュエーションでは特に役立つと思われます。
アップデートを忘れずにご利用ください。
Easy Pose まとめ
・無料の基本コンテンツで複数名(6名)のモデルと小物を操作可能。
・既製ポーズが多く、調整も可能でポージングに悩む時間を短縮してくれる。
・有料コンテンツは車やドラゴン、鎧など多くをカバーしている。
・モデル単体ではなくシーンをそのまま保存可能。