「Firestorage」は写真などの大容量データ/ファイルを人に渡すことができる、ブラウザ上のデータ保存・共有のWebサービスです。
誰でも無料で、かつ、簡単に使うことができますよ。
今回はそんなFirestorageの魅力や使い方について、ご紹介したいと思います。
Firestorageとは|特徴・魅力
データ保存・共有の方法やサービスはいろいろありますよね。
そんな中でFirestorageが持っている特徴や魅力について述べます。
ブラウザ上で受け渡しが完結する(URLを共有すればOK)
Firestorageを使えばオンライン上(webブラウザ上)でデータの受け渡しが完了するため、ネット環境さえあれば、誰でも簡単にデータを送ったり受け取ったりが可能です。
相手がGoogleドライブもDropboxも使ってなくて…というような状況でも、スムーズなデータの受け渡しができるんです!
1ファイル最大2GiBまで、1回20ファイルのアップロードが可能
また、Firestorageは大容量データの扱いにしっかり対応。
一般的にメールに添付するファイルサイズは、2MBまでがマナーとされています。3MB以上となると、相手先によっては受け取れないケースも発生。
一方、Firestorageは1つのファイルにつき最大2GiB(2GBとほぼ同容量)までアップロードできます!
また、1回のアップロードで20ファイルまで行うことが可能なんです。
大容量データも問題なし!アップロード数が無制限
極め付けは、毎日のアップデートは無制限に行うことができる点。
データのアップロードは1日5回までといった回数制限はありません。
どれだけ大容量の写真や動画であっても、確実に受け渡すことが可能ですよ!
Firestorageの使い方・操作方法
Fireworksを使ったデータの受け渡し手順をご説明。
データの受け渡しは、ブラウザ上へのアップロードとダウンロードで完了します。簡単ですよ!
ファイルをアップロードする
まずは写真等のデータ・ファイルのアップロード方法から。
「ファイルをアップロード」にチェックを入れる
Firestorageトップの赤枠内「ファイルをアップロード」にチェックを入れます。
チェックを入れると、赤枠内画面が切り替わります。
保存期間を選択する
ファイルの保存期間を選択しましょう。
Firestorage上にデータを保存しておける期間は、最大7日間となっています。
7日間以上保管したい場合、Firestorageの「ストレージ保存」を利用しましょう!
無料会員登録することで利用が可能になります。
なお、一度削除したファイルは決して復元できないため、謝って削除しないように注意しましょう。
パスワードを設定する(任意)
ファイルにパスワードを設定することも可能です。
セキュリティ対策もしっかりしていますね。安全性を高めたい場合はパスワードを設定するようにしましょう。
ファイルをアップロードする
受け渡したいファイルをアップロードします。
アップロード方法はファイルをドラック&ドロップをするか、ファイルを開いてアップロードで行えます。
アップロードが完了すると、ダウンロードURLが発行されます。
このダウンロード用URLを相手先に知らせればOK!
URL以外にも、QRコードの発行もできますよ。
ファイルをダウンロードする
続いて、アップロードしたファイルのダウンロード方法です。
ダウンロードURLをアドレスバーに貼る
アップロード時に発行されたダウンロードURLをアドレスバーにコピー&ペーストしアクセスします。
移動先の「ダウンロードページを開く」をクリック。
ファイルをダウンロードする
「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードが始まります。
無事ダウンロードができたら、ファイルの受け渡しは完了です!サクサクですね。
Firestorageの無料版と有料版の違い
Fireworksは無料で使うことができますが、有料プランも用意されています。
有料会員は月額1,018円(税込)~となっていて、次のような特典があります。
・1ファイルの最大アップロードサイズが大きくなる
・デスクトップアプリで利用できる「firetools」にフォルダごとアップロードできる
・写真の管理・共有機能「photostorage」のアップデート枚数やサイズのアップ
大容量ファイルの送信・共有・受け渡しという目的であれば、無料会員で問題なく使えるでしょう。
Firestorageに関するまとめ
・写真や動画など、大容量のファイル・データを相手に送りたいときに便利なオンライン上のファイル保存・共有サービス。
・ファイルの受け渡しは、ダウンロード用URLを相手に知らせるだけでOK!ブラウザ上で完結するからDropbox等のクラウドストレージは不要。
・大容量ファイルの受け渡しという目的であれば、無料使用で問題なし。
・会員登録をしなくても利用できるが、無料会員登録すると何かと便利に使えるため会員登録すべき。
大容量ファイルのスムーズな送信・引き渡しを行いたいときは、Firestorageを利用してみよう。