「difff(デュフフ)」はweb上で2つのテキスト・文字の比較を行い、差分を表示してくれる無料ツールです。
変わったツール名ですが、実用性はかなり高く使用者も多いようです。
この記事では、difff(デュフフ)の特徴や魅力、実際の使用方法までわかりやすく解説します!
difffでできること
比較したいテキストを入力するだけで、差分をサクッとすぐに示してくれるツール「difff(デュフフ)」。
日本語も英語も記号も、文字ならなんでも比較できる
difff(デュフフ)では、文字だったらどんなものでも比較することができます。
日本語の文章はもちろん、英語等の外国語、記号、CSS等のプログラミング言語の相互比較も行えます。
使用シーンとしては、
- 論文やレポートのコピペ(盗作・パクリ)チェックをする。
- 記事やCSSファイルの初稿と修正案とを比較して、修正部分を抽出する。
などが考えられそうですね。
ちなみに、difff(デュフフ)はSTAP細胞問題で話題となった、小保方晴子氏の論文コピペの件でも脚光を浴びました。
インストール不要、ブラウザで利用できる
difff(デュフフ)はブラウザ上で使えるフリーソフトなため、PC上にインストールする手間がありません。
初公開は2004年となっていて、継続的なアップデートがされています。
本記事公開時(2018年9月時点)はVer.6.1で、2017年8月にHTTPS化が直近最後の更新。
日本語版だけでなく、英語版も公開されています。
製作者は生物学者のようで、Twitterアカウントが掲載(@meso_cacase)されています。
difffの使い方
実際にdifff(デュフフ)を使って、テキスト比較を行ってみます。
本当にパッとすぐに比較できますよ。
difff(デュフフ)サイトにアクセス
difff(デュフフ)にアクセスします。
https://difff.jp/
比較したいテキストを入力する
2つの比較したいテキストを、左と右の入力欄にそれぞれ入力します。
「比較する」
「比較する」ボタンをクリックすると、すぐに差分を色付けして表示してくれます。
比較するテキストに改行等があっても、純粋に文字だけを見て比較を行なってくれるのが優れていますね!
また、テキストの文字数や空白文字数、改行数、単語数といった情報も下部に示してくれます。
その他の機能
その他にも気の利いた機能が備わっています。
- 印刷用に「結果のみ表示」
- 差分のカラーを変更する(デフォルトは水色)
- 比較結果をパスワード付きで公開する(URLの発行)
公開した比較結果は、3日間で自動削除されるとのこと。
なお、「結果を公開する」をクリックしない限り、データがサーバーに保存されることはないようです。
difffに関するまとめ
- テキストを比較して差分を表示してくれるフリーツール。
- 比較方法は、比較したい2つのテキストを入力するだけ。
- 日本語はもちろん、英語や顔文字、CSSなど文字であれば比較ができる。
- 比較結果を鍵付きのURLできるため、誰かに共有したいときも楽。
テキストを比較して差異や相違点をサクッと抽出したいときは、difff(デュフフフ)がおすすめです。