ハイグリップの性能を検証~ミドリ安全のテクニカルセンター

滑りやすい床環境―――、特に飲食店の厨房などで働く人々は、すこぶるその危険性を実感するのではないでしょうか?油を扱う一方で、床掃除のために金属部分があるライン状に敷かれる排水溝。多くの飲食店の厨房というものは、まさに『転倒』と隣り合わせにいる作業現場です。

一般の厨房靴ですと、靴底はかなり滑りやすく、転倒する危険性が高いといいます。

ミドリ安全では、『安全・健康・快適職場への奉仕』という企業理念として、テクニカルセンターにおいて性能試験や安全性の検証などを行っています。

ミドリ安全のハイグリップは、油のまいた斜面の床でも普通に坂を上る感覚で歩行できるという、耐滑性能を検証する試験も実施しています。
それは手すりに掴まない状態でも同様ということ。靴底のグリップ力が優れていることが立証されているのです。

ミドリ安全のハイグリップが滑りにくく安全な理由

ミドリ安全のハイグリップが滑りにくいという特長は、3つあります。

(1)特殊配合によるゴムの採用。(2)設置面から靴底が浮かない耐滑性あるソールパターン。(3)ソールパターンをしっかりと支える補強構造。
これら3つの優れた特長で設計をしたことによって、設置面をしっかりとグリップする性能を持ったのです。
そしてハイグリップは、安全性・作業靴技術指針で定められた耐滑性能の最高区分5に適合するほどの優れた商品となりました。

前後方向だけではなく横方向・斜め方向という、全方向に対しても、しっかりとしたグリップ力を持ち合わせています。

種類豊富なミドリ安全のハイグリップシリーズ

ハイグリップにはさまざまな種類があります。例えば長靴、これは滑り防止ということだけではなく、筒部を柔らかくして作業性を向上させています。
長靴でありがちな左右の靴がくっつきやすいという部分も、防止加工を施して安全性を高めているのです。

またハイグリップシリーズの作業靴には、作業靴の交換時期の目安を分かりやすくするために、「スリップサイン」という機能を搭載しています。
靴底の3カ所に靴の交換時期を分かりやすくするためにスリップサインを設け、3カ所のうち2カ所以上すり減ったら、危険サインとして見える警告をしているのです。

そしてダイレクトモールディング製法を採用することで、汚れにくい・汚れを落としやすい。ハイグリップは細部にまでこだわりを持っているのが特長です。
カラーバリエーションも豊富で、特許を取得しているものも含め、使用環境で選べるハイグリップソールがラインナップされています。

ミドリ安全のハイグリップシリーズは、どのタイプも高性能を誇っています。

会社情報
会社名 ミドリ安全株式会社
お問合わせ先 0120-310-355(月~金 9:00~17:00)
住所 〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-4-3
URL http://www.midori-anzen.co.jp/