血圧の変化がグラフ化されるアプリ「血圧ノート」

私のおじいちゃん、血圧が高くて通院しているんだけど、いつも受診のときに血圧の記録を持っていくのを忘れちゃうんだって。急に血圧が上がることがあって心配なのに、いつのことだかわからなくなってお医者さんにきちんと伝えられない、って困っているんだ。何かいい方法はないかな?
せっかく定期的に血圧を測っているのにもったいないね。「血圧ノート」っていうアプリがあるよ。スマホに記録しておけば受診のときも忘れないでしょ?
おじいちゃんでも使えるかな?
基本操作は血圧の数値を入れるだけだから、おじいちゃんでもきっとできるよ。1日に何回も記録できるし、自動的にグラフ化されるから、いつもより血圧が高かった時が一目でわかるよ。
グラフになるのは便利だね。早速おじいちゃんに教えてあげよう。

「血圧ノート」は、測った血圧の数値を入力すると自動でグラフ化してくれるアプリです。血圧の他にも体調を記録できるので全身の健康観察ができ、受診時に医師へ病状の報告をするときにも役立ちます。

「血圧ノート」ユーザーの声

「血圧ノート」を利用しているユーザーの方の評価をご紹介します。

利用を始めて5年以上経ちます。体調の記録もできるので狭心症の管理も併用できています。過去の記録を見て比較して楽しむこともでき、健康管理や記録への意欲も高くなりました。
休日にアプリが起動しなくなり、サポートに連絡したら休日明けにすぐに対応してくれました。サポートが対応してくれるまで時間がかかると思い、他のアプリを入れてみましたが血圧ノートに勝るアプリはありませんでした.
とても使いやすくて夫婦で使っています。アプリも改善されてとても使いやすくなりました。毎月受診しているお医者さんにも、使いやすくよくできているアプリだと高評価です。血圧計と連動していて自動的に記録されるアプリもありますが、自分で入力する方が血圧を意識するのでよいと思っています。
感覚的に操作がしやすく、データの記入時間によって朝か夜かを分けて記録してくれます。複数回血圧を測定してもデータが記録でき、降圧剤を飲んだかどうかをチェックすることもできます。グラフも自動で作成され、複数の期間の選択肢から選んで、その期間分をスマホからメールで送信することもできます。

(App Storeレビューから引用)

「血圧ノート」の使い方

アプリをダウンロードすれば、すぐに血圧の記録を始めることができます。

アプリのダウンロード

「血圧ノート」のアプリをインストールします。

App Store / Google Play

記録する人を登録

記録する人の名前、生年月日(任意)、性別(任意)を入力します。降圧目標は、75歳未満の家庭血圧(自宅で測る血圧)125/75mHgが設定されていますが、「>」をタップすると任意で数値を設定することもできます。

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アラーム設定・朝晩時間変更

血圧の記録を忘れないようにアラームを設定することができます。3日間記録がない場合に通知されますが、不要な場合は解除できます。血圧は基本的に朝晩の2回測定することが理想的です。朝と晩にあたる時間帯はデフォルトで設定されていますが、生活時間帯に応じて変更することもできます。

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血圧を記録する

「カレンダー」の画面の右下にあるえんぴつマークをタップすると、血圧を記録することができます。測定した血圧(最高血圧・最低血圧)と脈拍の数値を入力し、右上にある「保存」をタップすると記録が完了します。

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そのほかの機能

「血圧ノート」のアプリには、そのほかにも役立つ機能があります。

血圧以外の体調を記録する

「カレンダー」画面の右上にある紙とえんぴつマークをタップすると、血圧以外の体調を記録する画面になります。薬を飲んだかどうかをワンタップで記録できるので、薬の飲み忘れを防ぐためにも役立ちます。全身の症状についても簡単に記録でき、メモ欄もあるので体調変化について詳細に記録しておくこともできます。

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過去のデータを見る

カレンダーの日付をタップすると、その日のデータを見ることができます。毎日継続して記録をしておくことで、あとから振り返って見ることができるので、受診の際に医師に正確に状態を伝えることができます。

グラフ

画面下の「グラフ」をタップすると、グラフ化されたデータを見ることができます。画面左上の≡マークをタップするとグラフの種類を選ぶことができます。

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サポート

画面下の「サポート」をタップすると、体重と体脂肪の推移や睡眠時間の記録を見ることができます。

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数値レポート

画面下の「数値レポート」をタップすると、記録したデータの平均値、最大値、変化量などが自動計算され、集約されて表示されるので、受診時に医師に見せるのに役立ちます。右上のメールマークから、データをメールで送ることもできます。

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血圧は毎日、継続して測定しましょう

75歳未満の成人の場合、家で測った血圧の平均値が朝晩とも135/85mmHg以上の場合に高血圧、125/75mmHg未満が正常血圧です。血圧は日内変動があり、一般的には毎日朝晩2回測定して観察することが必要です。血圧は測定するときの条件によっても変動するので、できるだけ毎日同じ状態で測定するようにこころがけましょう。日本高血圧学会では、朝は起床後1時間以内、トイレに行ってから座って1~2分安静にしたあと、夜は就寝前、座って1~2分安静にしたあとに測ることを推奨しています。

「血圧ノート」のまとめ

  • iPhone・androidに対応した無料のアプリ。
  • 測定した血圧の変化を自動でグラフ化できる。
  • 血圧のデータが自動で集約され、受診時に医師に見せることができる。
  • 血圧以外にも健康状態を記録できる。

血圧は、自宅で毎日できるだけ同じ条件で測定を継続することが大切です。中には白衣高血圧といって医療機関で測ると血圧が高くなってしまったり、反対に仮面高血圧といって自宅で測ると高いのに医療機関で測ると低く出る人もいます。測定した血圧はグラフ化しておくことで変化がわかりやすく、受診のときに医師見せることもできます。「血圧ノート」のアプリは血圧の数値を入力すると自動でグラフ化し、さらに平均値や最大値なども自動で表示されるので便利です。血圧以外の体調も簡単に記録でき、過去のデータを振り返ることもできるので、健康管理に役立ちます。

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