「SKUID(スクイド)」はGMOが提供する、クラウド上のIDaaS(WEBサービスやクラウドサービスのID管理、シングルサインオンを提供するクラウドサービス)です。
1つのパスワードさえ覚えてしまえば、様々なアプリやサービスのID・パスワードを、セキュリティを保った環境で管理することができる優れもの。無料で使えます。
パスワード管理ツールSKUIDの特徴・魅力
クラウド上のパスワード一元管理サービス「SKUID」とは。その特徴や魅力を、もう少し詳しく紹介します。
1つのパスワードで、様々なアプリ・サービスのパスワードを管理できる
LINEやFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSや、その他のアプリやwebサービスを含めると、私たちはたくさんのパスワードを持っていますよね。
久しぶりに使うアプリにログインしようとしたら、パスワードを忘れてしまった…なんて経験は誰しもあるのではないでしょうか。
SKUIDによるパスワード管理ならば、覚えるべきパスワードはたった1つで良いのです。
SKUIDは様々なアプリ・サービスに対応可能なため、多くのID・パスワードを覚えておく手間がなくなるのはうれいしいですよね。
高いセキュリティ・安全性が確保される
パスワード管理ツールで大切なのは、安全性・セキュリティの高さ。
クラウド上であらゆるパスワードを一元管理なんて、セキュリティは大丈夫なの?と不安になるかもしれません。
SKUIDを提供するGMOのグループ会社「GMOグローバルサイン」は、20年以上のSSL電子証明書の認証局としての実績、国内SSLシェアNO.1の実績を誇ります。
SKUIDはセキュリティ・安全面もしっかりしていると言えるでしょう。
当然、利用しているアプリ・サービスのパスワードを全て同じに設定するよりは、ずっとリスク回避になります。
そうなんだ。でも、大元のSKUIDのログイン情報を、生年月日などの単純なものにするのは絶対にやめようね!
SKUIDの使い方・操作方法
SKUIDの使い方を簡単に紹介します。
ユーザー登録をする
まずはユーザー登録が必要です。
SKUIDは企業での使用が想定されているため、企業名も入力する必要があります。
もちろん個人での利用も可能であり、適当な名称でも登録可能です。
アプリ・サービスを選択・追加する
ユーザー登録後にログインしたら、最初にログイン情報を連携したいアプリ・サービスを追加します。
連携するアプリを選択し、そのアプリ・サービスのログイン情報を入力します。
今回はテスト的に、DropBoxとチャットワークの2つのアプリを追加しました。
SKUIDの拡張機能を有効にする
SKUIDによるログインID・パスワード一元管理を有効にするために、SKUIDの拡張機能を有効にする必要があります。
拡張機能がインストールされると、アドレスバー右に画像のようなマークが表示されます。
SKUIDのマイページからアプリ・サービスへ飛べる
たったこれだけの作業を行えば、SKUIDのマイページから登録したアプリ・サービスへと、ログイン情報を入力する必要なく飛ぶことができます。
パスワードを思い出したり入力、認証したりする手間なく、連携したアプリ・サービスをすぐに利用できるので便利ですね。
SKUIDの無料版と有料版の違い
SKUIDは基本的に無料で使用できますが、有料プランも用意されています。
元々企業向けのサービスということもあり、個人で利用するのなら無料版で充分な機能が備わっています。
企業でのセキュリティ向上を目的にSKUIDを導入する場合は、オプション機能の必要性やログの保管期間などを考慮しつつ、有料プランの必要性を検討しましょう。
SKUIDに関するまとめ
・GMOがクラウド上で提供するIDaaS(パスワード管理ツール)。
・1つのID/パスワードだけで、あらゆるアプリ・サービスにログインできる。
・国内SSLシェアNO.1の実績のある企業グループのサービスであり、セキュリティ面も安心。
・ただし、大元となるSKUIDのログイン情報は単純なものにしないように注意。
・基本的に無料で利用可能。
手間がなくセキュリティも確保されたパスワード管理に、SKUIDを利用してみてはいかがでしょうか。
パスワード管理ツール『SKUID』